ネットプロテクションズ、有料会員サービス「atoneプラス」発表 3年で会員100万人目指す

ネットプロテクションズは5月9日、後払い決済サービス「atone(アトネ)」の新サービス「atoneプラス」の提供を2024年末から2025年3月頃に開始すると発表した。3年以内に会員数100万人を目指す。

 

EC・実店舗の両方で活用できる「atone」の有料会員サービスで、会費は月額300円。利用上限金額を30万円まで増やし、家電などの高価格帯での提供も可能になる。

 

特徴は、ポイント還元率1.5%、コンビニ払いでも手数料無料、分割払いに対応する。「ポイント還元率は、クレカやQRと比較しても最高水準だ。高価格帯商品を分割で購入できるため、非常に使いやすいサービスになる」(柴田紳社長)と言う。

 

使いやすさを追求する一方で、支払管理や上限の設定など「使いすぎない、管理しやすい」という面にも配慮する。

 

ECサイトで導入しているのは、「Amazon」「Qoo10」ヤフーショッピング」といったモールをはじめ、アパレルの「しまむら」、家電の「ヨドバシカメラ」、総合通販の「dinos」など。加盟店は今後も拡大していく方針だ。

 

さらに新サービスは、ポータルサイト「atone shops」の集客にもつなげていく。柴田社長は、「拡大していけば、当社の収益の柱にもなると期待している」と話した。