Googleが人員削減を行うようだ。その規模は200人。主力製品を支える「コア」部門を含むという。

コア部門で行う人員削減とは

同社のコア部門とは、Googleの主力製品を支える技術基盤の構築、ユーザーのセキュリティなどを受け持つ部門で、IT、セキュリティ基盤、Python開発チーム、セキュリティ基盤、アプリプラットフォーム、コア開発者などが含まれるとのこと。

CNBCによると、Google Developer Ecosystem担当バイスプレジデントのAsim Husain氏が4月26日までにメールを通じてチームに告げたという。

そこでは「現時点で持つグローバル拠点を維持しつつ、パートナーや開発者コミュニティにより近い場所で活動できるよう、成長率の高いグローバルな労働力の拠点を拡大していく」と記してあるとのこと。

タウンホールミーティングでも説明し、今年自分のチームで計画している最大規模の人員削減になると述べたという。TechCrunchも同様の報道をしており、Googleの広報担当であるAlex Garcia-Kummert氏のコメントを紹介している。

同氏によると「最優先事項や今後のチャンスに責任ある投資をする。2023年後半から2024年にかけて、チャンスに対して最適なポジションであるために多くのチームが効率的に働く環境に向けた変更を行なっている」などと述べている。

TechCrunchは合わせて、このレイオフは全社レベルではなく通常業務の一環としての整理的な解雇であるとGoogleが説明していることも紹介している。一方、CNBCによると、再編成の一環として、同社はメキシコとインドで対応する職務を雇用する予定だという。