福島県葛尾村(かつらおむら)において、東日本大震災の中長期的な復興に向けたNFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)を活用する実証が11日より開始する。

福島県葛尾村公式サイト
2024年3月11日から開始される実証は、葛尾村の1次産業・2次産業の復興などに協力したユーザーが所定場所に設置されているQRコードを読み込むとNFTを無料取得。葛尾村の地域共創コミュニティの一員としてNFT保有者のみが参加できる限定チャットでのやりとりや特典機会などを通じて、地域と多様な形で関わる人々を指す"関係人口"の継続的な創出を目指す。
葛尾村をはじめとする福島県中・県東地域における"持続可能なコミュニティづくり"を支援する葛力創造舎(かつりょくそうぞうしゃ)、旅や地域貢献に関心の高いユーザーをマッチングさせるプラットフォームを運営するSAGOJO、分散型アプリケーションを提供するプレイシンク、地域の課題解決に取り組むKDDI各社が連携して取り組む。