Metaは2月27日(日本時間)、ファッションスクールである文化服装学院と提携し、「Meta 次世代クリエイター支援プログラム」を開講することを発表。同社が提供するプラットフォームやテクノロジーの活用方法について学ぶ場を提供する。学生がクリエイターとしての表現方法を広げ、さらにはキャリアの可能性も広げられるよう支援するという。
全6回の講義で文化服装学院の学生を支援
特別講座は今年6月から開講予定。来年3月までの期間で、約20人がゼミ形式で参加する。文化服装学院の学生は学科や学年を問わず誰でも応募可能だという。講義は全6回で、Instagramで情報発信してファンを獲得し自身のブランドを立ち上げたファッション系クリエイターや、AIやNFTなどのテクノロジーを取り入れたアート表現に挑戦するクリエイターなどを特別講師として招くとしている。
加えて、Instagramに投稿するリール(短尺動画)の作成や、Threadsに適したテキスト主体のコンテンツ作成など、実践的な課題を組み合わせて学んだ内容をアウトプットしながら、自分ならではの表現方法を探る。
文化服装学院はコシノジュンコなどを輩出
文化服装学院は日本で最初の服飾教育学校として認可され、2023年には創立100周年を迎えた。コシノジュンコ、高田賢三、山本耀司、阿部潤一(kolor)、皆川明(minä perhonen)、高橋盾(アンダーカバー)、NIGO、熊切秀典(beautiful people)、落合宏理(FACETASM)、岩井良太(AURALEE)などのクリエイターやデザイナーを輩出している。