大塚商会は、IoT技術を使って、災害発生時に企業拠点における被害状況や備蓄品の状況などを一元的に可視化して管理する「みえーるプラットフォーム」を2月7日から販売開始すると発表した。
APIでさまざまな機器を連携
「みえーるプラットフォーム」では、APIにより、「LPガス発電機」「水循環型手洗いスタンド」「鍵開錠/施錠システム」「各種ロボット(避難所受付・顔認証・配膳・消毒噴霧・掃除・テレプレゼンスなど)」「LED照明コントロール(プラグワイズ)」「Webカメラ」を連携する。
これらの連携により、避難所の状況をアイコン表示し、複数装置、避難情報、消耗品残量を可視化する。
「みえーるプラットフォーム」の特徴
「みえーるプラットフォーム」では、ロボットやタブレットを利用した避難所受付や顔認証機能による安否確認を実現し、生成AIを使った避難者への情報提供など、省人化にも寄与する機能を提供する。
また、自社の状況だけでなく、地域の自治体と避難所情報の連携も可能なことから、企業単独の対策にとどまらず、地域全体での対策にも貢献できる。