Modularは現地時間2024年1月25日、開発言語Mojoで使用するMojo SDK バージョン0.7のリリースを公式ブログでアピールした。MojoユーザーはコンソールからMojo CLIをバージョン0.4.1に更新し、「modular update mojo」を実行してMojo SDK バージョン0.7を取得できる。新規利用はダウンロードページにModularアカウントでサインインしてから、ファイルをダウンロードする。

  • Visual Studio Codeと連携するMojo Language Server

MojoはJupyter notebooksやLinux、macOSで使用できるPython互換の開発言語。高い処理性能やAI(人工知能)開発向けのバックエンド言語として注目を集めてきた。Pythonデータサイエンティスト向けにモデル構造などを格納するネイティブ辞書型のサポートや、コンピューターのCPU性能を取得する関数、参照型の安定化が加わっている。また、プログラム実行時に特定条件が真であることを確認する複数のアサーションが加わっているが、性能を優先するため既定は無効。コンパイラーを呼び出す際に「-D MOJOENABLEASSERTIONS」と指定する。詳細な変更点はChangelogを参照してほしい。