アイティフォーは1月23日、ブロックチェーン「Tapyrus」(タピルス)を開発するchaintopeと共同でブロックチェーンを活用した電子終活ノートの検証作業を開始したことを発表した。

  • 電子終活ノートサービス概念図(同社資料より)

ブロックチェーンで電子終活ノート

熊本県の「令和5年度Web3等先端技術を活用したDX実証事業委託業務」に採択された終活サービス「デジタル金庫(Digital Safe)」は、記録者と受取人がインストールするスマートフォンアプリのデジタル金庫に「伝えたいこと」・「遺したいこと」を保管し、記録者が設定したタイミングで受取人に情報が開示。記録者本人が記録したことを示す「検証情報」がシステム上で作成され、ブロックチェーン上に照会可能な形で残るというシステム。テキストメッセージや写真、音声や映像メッセージなどを"伝えたいこと"に、預貯金情報、クレジットカード情報、電子マネー情報、保険、不動産や年金、ローンなどを"遺したいこと"に記入する。ブロックチェーン基盤には、chaintopeがオープンソースで開発を主導する「Tapyrus」(GitHub内)が用いられる。

1月22日~2月19日にかけて行われる検証作業では、逝去時の模擬シナリオに沿って記録情報の確実な伝達やブロックチェーン技術による記録された情報の改ざん検知などについて検証、各参加者からのアンケートを募る。検証作業参加にはアイティフォーとchaintopeのほか、熊本県、九州フィナンシャルグループ、肥後銀行、九州デジタルソリューションズ、アイ・シー・アール(熊本業務センター)、リ・パブリックの各団体が参加する。