キヤノンITソリューションズ(以下略、キヤノンITS)は1月17日、ローコードでアプリケーションを開発できるプラットフォーム「WebPerformer(ウェブパフォーマ)」の最新版「V2.6」のリリースを発表した。

「WebPerformer」は、DOA(Data Oriented Approach:データ中心アプローチ)と画面ファーストな開発から選択可能で、GUIベースの操作で入力内容に合わせてデータベーススキーマやJavaプログラム(JSP、Servlet、JavaBeans)やJavaScriptなどのコードを自動生成。SPA(Single Page Application)からマルチデバイスに対応するWebアプリケーションまでローコードで開発できる。

  • 「WebPerformer」概要図(同社資料より)

    「WebPerformer」概要図(同社資料より)

「WebPerformer V2.6」

「WebPerformer」(公式Webサイト)

「WebPerformer」(公式Webサイト)

最新版「V2.6」では、SPAのWebアプリケーション開発を行う「UIエディタ」にデータベース定義から画面を自動生成する機能を追加、同社ワークフローシステム開発ツール「WebPerformerWf」との連携によるワークフローシステムのSPAアプリケーション開発など、単一ページでコンテンツを切り替えるシングルページアプリケーション周りを強化。社内PCから外出先でのモバイルまで自社構築のアプリケーションを機能ベースに素早く開発できる。

サービスの利用は自社システム開発に対応した、「WebPerformerユーザーライセンス」が最小構成3ライセンスで360万円から。SIベンダー向け年間利用方式ライセンス「WebPerformer SI開発ライセンス」が最小構成2ライセンスで150万円からとなる。