Getty Images(ゲッティイメージズ)とNVIDIAは1月8日、AIを使った画像生成サービス「Generative AI by iStock」を発表した。NVIDIAの「NVIDIA Picasso」を採用しており、著作権などを保護した形で画像を生成できる。

Getty ImagesとNVIDIAが協業

Generative AI by iStockは、Gettyのクリエイティブライブラリと、GettyのストックフォトサービスiStockのフォトライブラリのみから学習したモデルを使って画像を生成する新しい画像生成AIサービス。

モデルは、NVIDIAが2023年4月に発表したビジュアルデザイン向けカスタム生成AIのファウンドリであるPicassoを採用する。これにより、ライセンス可能で法的に保護された画像を生成できるとしている。

ユーザーは欲しい画像をテキストで記述すると、AIが画像を生成してくれる。生成された画像に、さらに追加や修正を加えたり、サイズを変えることもできる。

Gettyは2023年秋に「Generative AI by Getty Images」を発表済み。Getty Imagesが企業など複数ユーザーを対象としているのに対し、iStockは個人ユーザーを対象とする。

新サービスはストックフォトを必要とする中小企業が主なターゲットとなり、必要な写真を効率よく手に入れることができるとしている。