2024年の年頭にあたり、リコー 代表取締役 社長執行役員の大山晃氏は年頭所感として、以下を発表した。

"はたらく"に寄り添い、お客様の生み出す力を支えるデジタルサービスの会社へ

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2023年、国際情勢は一段と不安定化し、景気回復も鈍化するなど、世界経済は停滞感が深まる一年となりました。一方、はたらく環境や、はたらく人の意識は加速度的に変化し、世の中のDXへの関心が高まるなど、"はたらく"の変革を進めるリコーにとって追い風を感じられる年でもありました。

2024年は、当社にとって「デジタルサービスの会社への変革」を一層加速させる重要な一年です。第21次中期経営戦略で掲げる目標を達成すべく、日本をはじめ、欧州、北米など、各地の強みを生かしたデジタルサービスの提供をますます強化します。それにより、お客様の生産性向上や創造性の発揮を支え、お客様の"はたらく"の変革を支援してまいります。

お客様先で付加価値を生み出すのは、やはり「人」です。デジタル人材の育成に向けて、教育制度の拡充、グローバルでの人材活用など、チャレンジする機会を積極的に提供し、社員の自律と成長を促します。

リコーは本年もお客様に寄り添い続け、お客様や社員自身の「"はたらく"に歓びを」の実現に向けた挑戦を重ねます。そして、はたらきがいと経済成長が両立する持続可能な社会づくりに貢献してまいります。