日本サッカー協会(以下、JFA)は12月23日、東京ドームシティ内に文化創造拠点「blue-ing!」をオープンした。オープンに先駆けて21日に行われた記者発表会・メディア内覧会には、元サッカー日本代表主将であり、現在JFA 専務理事を務める宮本恒靖氏、blue-ing! の空間監修やテクノロジー展示を手掛けた落合陽一氏が登壇したほか、サッカー男子日本代表監督の森保一氏、女子日本代表監督の池田太氏が加わったトークセッションなどが行われた。
本稿では、落合氏による内覧ツアーの様子を交え、当日の模様をダイジェストでお伝えする。
ライト層をサッカーファミリーに迎え入れるために
発表会に登壇した宮本氏は、「ライト層を取り込むことでサッカーファミリーを増やしていきたい」とblue-ing! の設立に込めた思いを語った。
「サッカーをこの国でもっと大きな存在にしたいと思う中で、現場の選手やスタッフが頑張るのはもちろん大事なことです。しかし、それだけでは目指せない高みへ向けて、サッカーファミリーの皆さまの力は必要不可欠です」(宮本氏)