転職サービス「doda」などを運営するパーソルキャリアは12月20日、新卒や未経験のITエンジニアに対する社内OJTについて、オーダーメイドの研修コンテンツと外部コーチによるオンライン指導によって支援する新サービス「エンジニアパス」を同日から提供開始することを発表した。

  • エンジニアパスのイメージ

    エンジニアパスのイメージ

エンジニアパスについて

同サービスは、ITエンジニアの人材不足という社会課題に対する新たなソリューションとして「企業内でのITエンジニア育成の支援」を提供するサービス。

社内でITエンジニアの育成を行う企業に対して、「エンジニアパス」に登録しているコーチが、企業の業務実態に沿って、育成対象に合わせたオーダーメイドの研修コンテンツを作成、オンラインOJTを行う。OJTにおける課題の解決を通じて、企業のITエンジニア人材の育成や確保における課題の解消を目指すという。

  • サービスの概要

    サービスの概要

サービスの特徴

サービスの特徴としては「現場の業務に即したスキルの習得が可能」「研修コンテンツはオーダーメイド」「研修後も継続して成長する力・コミュニケーション方法も指導」という3点が挙げられている。

エンジニアパスが派遣するコーチが、現場で実際に使われる資料やソースコードを用いて、設計~実装~テストまでを一気通貫で指導することや、指導期間終了後も自分で学習を進められるように、自分で調べる、不明点を言語化して伝える、といった訓練も行い、コーディングだけでなく、自ら成長しコミュニケーションできるスキルの習得もサポートすることなどが特徴となるという。

サービスの詳細

エンジニアパスから派遣されるコーチは「OJTスタイル(個別指導)」「現場育成顧問スタイル(集団指導)」という2つのスタイルでサービスを提供する。

OJTスタイル(個別指導)は、マンツーマンの完全オーダーメイドカリキュラムで、「現場のソースコードと資料を使った1日2回の指導」「技術/言語の基礎の座学」「1名単位で2カ月から導入可能」というサービスとなっている。

一方の現場育成顧問スタイル(集団指導)は、プロジェクトチームの複数名に対して集団指導を実施するもので、「現場のソースコードと資料を使って、週8時間~指導」「技術相談、質問タイム、週1回のセミナーを実施」「1カ月単位で導入可能」といった内容が用意されている。

またこの2スタイルに加え、長期的な育成プランも用意されているそうだ。