Skyは12月18日、クライアント運用管理ソフトウェアの最新版「SKYSEA Client View Ver.19.1」の販売を開始した。同製品は、資産管理、ログ管理、セキュリティ管理、デバイス管理、ソフトウェア資産管理(SAM)、サーバ監査、モバイル機器管理(MDM)といった機能を備えている。

「SKYSEA Client View Ver.19.1」の新機能

組織で管理するPCの資産情報やログを集約・分析し、数値やグラフで可視化できるダッシュボードが追加された。同機能により、情報漏洩につながるさまざまなリスクを網羅的に把握することで、セキュリティ対策の抜け漏れ防止を支援する。

  • 「SKYSEA Client View Ver.19.1」のダッシュボード

MDM機能におけるAndroid™端末の管理機能が強化された。端末を起動させるだけで、資産登録や各種設定などのキッティングが自動で行われる「ゼロタッチ登録」に対応したほか、紛失などのトラブルに備えて端末の位置情報の取得・閲覧が可能になった。

さらに、インターネットを利用する情報系ネットワークと、機密情報などを扱う基幹系ネットワークの間で安全にファイル共有が行える「ファイル受渡しシステム」が追加された。

同機能ではファイルの共有期限を設けたり、共有するユーザーを限定したりできるほか、基幹系ネットワークからのファイル持ち出し時に申請・承認を必須とするセキュアな運用を行うことも可能。