事業者のメリット

TISインテックグループのTISと沖縄都市モノレールは12月18日、「沖縄MaaS(Mobility as a Service)」においてスパイスワークスホールディングスと協業し、那覇市の国際通りのれん街で利用できるプレミアム付き飲食回数券の利用機能の提供を開始したことを発表した。

プレミアム付き飲食回数券は、沖縄MaaSにユーザー登録した国内外の観光客や地元住民がWeb上で事前に飲食回数券を購入することで、スパイスワークスホールディングスが運営する国際通りのれん街でお得に飲食を楽しめるという新機能。

TISが企画とシステムの構築および運営、沖縄都市モノレールが沖縄MaaS事業主体者としての販売促進、スパイスワークスホールディングスがサービスの運営と参加店舗の管理を担当する。

観光客の飲食店利用を促し事業者のキャッシュレス対応を支援

事業者に対しては初期費用を無料とすることでキャッシュレス対応を支援し、飲食回数券の購入から利用までをスマホで完結できるようにすることで、煩雑な売上管理や精算作業を効率化する。

  • プレミアム付き飲食回数券の利用の例

    プレミアム付き飲食回数券の利用の例

事業者のメリット

事業者はキャッシュレス導入初期費用が無料になるだけでなく、新機能の導入による誘客と回遊促進が期待できる。回数券利用時は店員による目視確認のみで、レジでの精算処理は不要だ。回数券の紙管理が不要なだけでなく、精算業務を電子化することで業務を効率化しながら集客できるとしている。