NTTデータグループは12月4日、GitLabとグローバルでの販売パートナー契約を締結したことを明らかにした。また同社との協業により、VSM(Value Stream Management)を活用してソフトウェア開発プロセスの改善を対象とした「Value Stream Assessmentコンサルティングサービス」の提供を開始する。
VSMはビジネスにおける価値の流れに着目し、それを可視化して分析する手法。抽出された課題を解決するプロセスの改善まで実施する。このサービスはNTTデータグループの大規模アジャイル導入支援などのビジネス変革ソリューションとGitLabのDevOpsナレッジを活用したもので、ソフトウェア開発における生産性向上と組織力強化を支援する。
Value Stream Assessmentでは、ワークショップを通して顧客のソフトウェア開発プロセスを可視化し問題点を探る。その後GitLabの専門知識とNTTデータグループのAI技術を合わせたサービスを提供し、改善策の策定から実践までをサポートするという。過去の両社の共同プロジェクトでは、ソフトウェア開発の所要時間を40%、実作業時間を20%短縮したケースもあるとのことだ。