クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」、データマーケティングクラウドシステム「b→dash」とAPI連携

インターファクトリーは11月16日、クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」において、データXが提供するデータマーケティングクラウドシステム「b→dash(ビーダッシュ)」とのAPI連携を開始した。これにより「ebisumart」を利用するEC事業者は、「b→dash」とシームレスに連携でき、使って幅広いデータマーケティングをすばやく実現できる。

インターファクトリーの提供する「ebisumart」は、SaaS型カスタマイズ型市場において5年連続ECサイト構築ツールシェアNO.1の主要クラウドコマースプラットフォーム。ECパッケージとASPの両システムのメリットを兼ね備えており、常に最新・最適化されたECサイトを構築できる。

このほど、「ebisumart」において、データX社の「b→dash」とのシステム連携を開始した。

「b→dash」は、ユーザーデータ・広告データ・購買データなど、マーケティングプロセス上に存在するすべてのビジネスデータを、ノーコードで取得から活用まで行うことが可能なSaaS型データマーケティングソリューション。

最大の特徴は、ノーコードでデータの統合や加工がGUI上で実現できる新たな技術だ。プログラミング技術がなくとも、直感的なUI/UXで操作できるため、誰でもSQLを使わず簡単にデータを扱うことができる。

CDP、MA、BI、Web接客など計18機能をオールインワンで提供しているため、「b→dash」のみで幅広いデータマーケティングを実現可能。データ加工・統合の技術がテンプレートとして豊富にされているため、やりたい機能を選ぶだけで高度な分析施策を実施することができる。

本システム連携により、「ebisumart」を利用するEC事業者は、ECサイトで取得したさまざまなデータを「b→dash」とシームレスに連携できるため、マーケティング担当者は自身で売上改善に向けて素早くPDCAを回すことができるようなる。

例えば、ECサイトを訪れたものの商品の購入に至らなかったユーザーへメールやLINEなどのクロスチャネルを活用したアプローチを実施する、ユーザーの属性ごとにF2転換率分析(リピート購入につながった顧客の割合を基に分析)やLTV分析を行うプロセス等を簡略化、自動化するといったことが可能だ。

インターファクトリーは、企業理念をもとにEC事業者にとって真に役立つプラットフォームを目指し、今後もより一層のサービスの拡充、ならびに企業価値の向上に努めていく考えを示した。