Googleは11月16日、「Google Workspace Updates: View full screen tasks lists on Google Calendar」において、Web版のGoogle カレンダーで全てのタスクとタスクリストを全画面で表示できるようになったと伝えた。これまでタスクリストは画面右端のツールアイコンからポップアップで表示されるレイアウトだったが、このアップデートによってより大きな画面で確認できるようになり、全体のタスクを把握しやすくなる。
Googleでは2023年9月に、Google カレンダーとGoogle アシスタントのリマインダー機能のGoogle タスクへの移行を完了した。その目的は、それまで複数のサービスに分散されがちだったタスクを一か所で集中管理できるようにすることだった。タスクリストの全画面表示への対応は、タスク管理機能をさらに強化するための取り組みの一環だという。
アップデートが完了すると、Web版のGoogle カレンダーの上部にカレンダーとタスク(ToDo リスト)の表示を切り替えるアイコンが表示されるようになる。この切り替えで、タスクリストはポップアップではなくGoogle カレンダーと同様に画面全体で表示される。タスクはリスト別にカードスタイルで整理して表示されるので、プロジェクトやカテゴリ毎の全体像が把握しやすくなる。
新しいタスクリストの表示は、"Rapid Release"を選択しているユーザー向けには2023年11月16日から、"Scheduled Release"を選択しているユーザー向けには同12月1日からロールアウトされる予定。ただし、全ユーザーに機能が展開されるまで最大で15日間かかる可能性がある。