近年はIoT機器やセンサーの低価格化によって、安価に多量のデータを生み出せるようになった。その一方でマルチクラウドの利用も進み、ほぼ無尽蔵なクラウドリソースを使いながらAIの学習を行える。データに基づいたリアルタイムでの意思決定が求められる中で、最近では遠隔地にあるデータセンターの中にコンピュート資源を置いておくのではなく、データが生み出される近傍にコンピュート資源を置きたいという要望も高まりつつある。
そこでデル・テクノロジーズ(以下、デル)が展開するのが、エッジインフラの展開と運用管理を支援するプラットフォーム「Dell NativeEdge(以下、NativeEdge)」である。これは、「Project Frontier」として開発を進めてきたものだ。今回、デル米国本社でグローバル全体のエッジビジネスを統括するGil Shneorson (ギル・シュナーソン)氏に、NativeEdgeが発揮する魅力と今後の展開について話を聞いた。