ウイングアーク1stは11月2日、電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」においてUiPathの「UiPath Business Automation Platform」と連携し、同日から提供開始することを発表した。
ウイングアーク1stとUiPathは2020年にテクノロジーパートナー契約を締結し、RPA分野で技術連携を強化してきた。
今回の連携により、「invoiceAgent」において、適格請求書の内容確認作業や必要項目の入力、適格請求書発行事業者番号と事業者名の照合、各システムへの必要項目の連携といった項目が自動化できるようになる。
適格請求書の内容確認作業は、請求書の分類やインボイス交付の義務有無、交付義務なしの理由に対応。また、インボイス制度対応のために業務上必要な項目の入力「金額、項目、適格簡易請求書、適格請求書の交付義務の有無」や電子保管をする際に必要な電子帳簿保存法で定められた必要項目「取引先、取引金額、取引日付」の自動化に対応する。
これにより、帳票の読み取り・検証と各種システムへの入力を対象とした場合、作業時間をおよそ4分の1まで効率化を見込めるとしている。両社は今後、さらなる技術連携で自動化の領域をさらに拡大するとしている。