NEC、ビジネス・教育向けPC「VersaPro/Mate」のラインアップを一新

NECは10月13日、インテル第13世代CPUおよびAMD製Ryzen Pro 7000 シリーズCPUの採用や全モデルへのSSD搭載、ミーティング機能の強化などにより基本性能、利便性を向上したビジネス・教育向けパソコンVersaPro/Mateシリーズの新商品17タイプ81モデルを同日から販売開始することを発表した。

新商品では、インテル第13世代CPU 搭載モデルを15.6型ノートPC(タイプVD/VX)やデスクトップPC(タイプME/MB/MA/ML/MC)にラインアップするとともに、モバイルノートPC「VersaPro UltraLiteタイプVC」ではAMD製Ryzen Pro 7000 シリーズCPUを採用している。さらに、「VersaPro/Mate」シリーズ全モデルで標準ストレージとしてSSDを搭載するなど、シリーズ全般で基本性能を強化したという。

また、ミーティング機能(ヤマハ製AudioEngine)では、周囲の音をカットして発話者の声をよりクリアに伝えることが可能なビームフォーミング機能を従来の3タイプに加え、モバイルノートPC「VersaPro UltraLiteタイプVC」および15.6型ノートPC「VersaPro タイプVD/VX」の3タイプにも搭載している。

これにより、モバイルノートPC全3タイプおよび14型･15.6型ノートPCの3タイプにおいて、周囲のノイズを抑え自分の音声をクリアに相手に伝えるノイズサプレッサーや、マイクで拾ってしまうキーボード打鍵音を抑制するタイピング音抑制の既存機能に加え、ビームフォーミング機能まで利用を可能としている。これにより、ビジネスシーンでは日常化したWebミーティングでの利便性を向上し、円滑なコミュニケーションを支援するという。

さらに、オフィスワークでの利用に向けて、デスクトップPC最上位モデルとなる「Mate タイプME」では、インテル第13世代CPUとともに高速データ転送を可能にするDDR5メモリを搭載し、BTOセレクションとしてグラフィックアクセラレータボード「AMD Radeon RX 6400」も用意することで高速処理への対応力を強化している。さらに、インテル vPro Enterpriseや512GB SSD×2構成でのミラーリングも選択することができ、ミッションクリティカルな業務用途にも対応することが可能。