西日本電信電話(以下、NTT西日本)と日本システム技術は10月5日、大学における事務業務や教育環境のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援に向けて、両社のサービス連携をはじめとする協業を強化することを発表した。

その第一弾として、NTT西日本の証明書発行サービスと日本システム技術の教務システム(GAKUEN)、および、NTT西日本のLinkU-ID認証連携サービスと日本システム技術の卒業生ポータルサービスについて、それぞれ標準連携のための仕組みを相互に開発する。2023年度末から全国の大学へ順次提供を開始する予定。

証明書発行サービスと教務システムの連携では、単にデータ連携の仕組みを標準化するだけでなく、各種設定を教務システム側のみで対応できるようにするそうだ。これにより、利用大学はコスト負担の軽減と導入期間の短縮、職員稼働の削減が見込めるという。

これまでは、教務システムから証明書発行サービスへデータ連携する際に、案件ごとに連携の仕組みを個別に開発する必要があり、証明書レイアウトの作成や発行判定といった各種設定を両サービスで実施する必要があるといった、利用大学のコスト負担や導入期間の長期化が課題となっていたそうだ。

また、日本システム技術は2024年4月に卒業生ポータルサービスをリリース予定だという。これに対し、NTT西日本が証明書発行サービスで保有する大学生・卒業生のIDを管理している「LinkU-ID認証連携サービス」と連携させることで、大学卒業後の卒業生への情報配信や寄付金の受付、リカレント教育の提供などをシームレスに利用できるポータルサービスを開発するとのことだ。

  • LinkU-ID認証連携サービスと卒業生ポータルサービスの連携イメージ

    LinkU-ID認証連携サービスと卒業生ポータルサービスの連携イメージ