エヌ・ティ・ティテレコン(NTTテレコン)は10月2日、水道遠隔検針ソリューションのさらなる普及拡大に向け、水道メーター直結型の防水性に優れた新たなLPWA端末「グッとびくん・W」の販売を開始した。
同社は自動検針・集中監視「テレコンスマートサービス」で水道遠隔検針を提供している。同システムで利用している従来型の端末は、防水保護等級IPX4(防沫形、水の飛沫に対して保護されている)相当であり、基本的に地面の下に設置されている水道ボックス内の水道メーターに接続して提供することが防水性の観点から難しい状況だった。
特に豪雪地帯では、水道ボックスそのものが雪の下に埋もれてしまい、検針員による検針が非常に困難になるケースが多いという。
こうした状況から、豪雪地域での遠隔検針を実現する水道メーター直結型の防水・防塵LPWA端末「グッとびくん・W」が販売されることになった。
「グッとびくん・W」は、IP67相当の防水防塵性を実現している。そのため、水道メーターボックスが雪の下に埋没した場合も、高い検針率で、安定動作するという。