電通デジタルは9月28日、Webアクセシビリティのコンサルティングサービスを提供するインフォアクシアとデジタルコンテンツやデジタルサービスにおけるインクルージョンの推進を目指して、「ウェブアクセシビリティプロジェクト」において業務提携を開始したことを発表した。

これにより、インフォアクシアは電通デジタル社内での啓発活動やトレーニングを提供する。また、クライアント企業に対しても啓発活動のための勉強会やセミナーを開催し、Webコンテンツやサービスのアクセシビリティ向上をサポートする。

両社は、多様なユーザーのニーズに対応するため、高齢者や障害のある当事者らが参加するユーザビリティテストやインタビューを実施し、アクセシビリティやUI(User Interface) / UX(User Experience)の有効性を最大化するなど、ユーザー参加型でのアプローチに取り組むとのことだ。

2024年4月1日には改正障害者差別解消法が施行される予定で、今後は障害者などから改善の求めがあった場合には、民間企業でも公的機関などと同様に合理的配慮を提供することが義務付けられる。