プログラミング言語Rubyを使った商品・サービス・ビジネス事例を評価、顕彰する「Ruby biz Grand prix」を運営するRuby bizグランプリ実行委員会は、2023年度のエントリー企業・事例のファイナリストを決定した。グランプリは11月8日に島根県松江市で開催される表彰式で発表される。

「Ruby biz Grand prix」は、Rubyの特徴を活かしつつ、「新規性」「独創性」「市場性」「将来性」の高いた商品・サービス・ビジネス事例を募集し表彰する賞で、グランプリ企業には賞金1,000,000円、審査員特別賞には賞金300,000円。それぞれ表彰状、記念品が贈呈される。

2023年度応募企業29件のサービス事例(公式Webサイト)

2023年度応募企業29件のサービス事例(公式Webサイト)

Rubyの開発者でありRuby アソシエーション理事長のまつもとひろゆき氏が審査委員長を務め、Ruby アソシエーション 理事 笹田 耕一氏、マジゼミ代表取締役社長 寺田 雄一氏、日経BP 技術コンテンツユニット 編集委員 中村 建助氏、デロイト トーマツ グループ執行役員・パートナー森 正弥氏が審査選考委員を務める。審査ポイントは、事業の成長性と持続性、Rubyとの関わり方、事業の社会的な影響度(事業の実効性・インパクト)、その他独自の特色ある事項、アピールポイントの4点。ノミネート事例は、サイト内での紹介ほか、メディア掲載、プロモーション動画公開等、サービスの世界発信のバックアップも行うという。

今回、29件の中からファイナリストとしてノミネートされた企業、サービスは以下の9件。

・ヴァル研究所「駅すぱあとWebサービス」
・ウィルポート「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」
・ウーオ「UUUO」
・KabuK Style「旅のサブスク HafH(ハフ)」
・タイミー「Timee」
・ピクシブ「pixivおよびpixiv関連サービス」
・ファインディ「Findy Team+」
・Yoom「Yoom」
・レンティオ「レンティオ」

「Ruby biz Grand prix 2023」グランプリの決定は、島根県松江市の松江テルサで11月8日にて行われる。