エクサウィザーズとみずほ信託銀行は9月26日、生成AI「ChatGPT」を用いたIR業務効率化支援サービス「exaBase IRアシスタント powered by ChatGPT」(以下、exaBase IRアシスタント)について、営業連携を軸とする業務提携を開始したことを発表した。

今回の業務提携により、両社のリソースを活用して上場企業が効率的にIR業務を遂行できるようなサポートを展開し、資本市場における各ステークホルダーとの積極的な対話が可能となる環境作りを支援するとのことだ。

  • エクサウィザーズとみずほ信託銀行が連携を開始する

    エクサウィザーズとみずほ信託銀行が連携を開始する

両社は具体的に、それぞれが持つ顧客基盤やプロダクト、営業戦略、顧客サポートに関するドメイン知見、AIやデジタル領域における技術力などを活用して、exaBase IRアシスタントのローンチに向けた顧客紹介など営業連携を行う。

さらに、みずほ信託銀行によるexaBase IRアシスタントの導入、および、顧客企業に対する株主戦略の立案の検討などを通じて、IR領域におけるさらなる機能拡充も検討する予定のようだ。

exaBase IRアシスタントはIR文書をデータソースとして、ChatGPTのAPI(Application Programming Interface)を活用することにより、決算説明会や株主総会、記者会見などで想定される質問とその対応する回答案をAIが自動作成するサービス。企業固有の情報を含んだ回答の作成も可能だ。