Eclipse Foundationは現地時間9月13日、プログラミング統合開発環境(IDE)「Eclipse IDE」の最新バージョン「2023-09」(v4.29)をリリースしたことを発表した。2023年3回目の四半期リリースとなっておりEclipse SDK および63のプロジェクトの改善、強化が実施されている。Java開発関連機能では、テストツール「JUnit」でテストを行う際の「Run」/「Debug configurations」に進行状況ダイアログと進行状況バーが追加された他、「Java Editor」ではバイナリ、8/16進数形式、浮動小数点定数に対してオンマウスで10進数/16進数表示するホバー(Hover)を搭載するほか、ラムダ式を使用するための変換機能が改善。「Java Feature」タブの「Java 8」項目のチェックボックス「Convert functional interface instances」内に「Simplify method reference syntax for lambda conversions」を追加するもので、チェックすることで匿名クラスからラムダ式に変換する場合、Instanceof使用時にラムダ式のメソッド参照構文を使用するように設定できる。
ほか詳細はリリースノートに掲載してある。各OS対応のインストーラーは、ダウンロードサイトより入手できる。