富士通とFujitsu Australia Limited(富士通オーストラリア)は9月18日、富士通オーストラリアがオーストラリアのDX(デジタルトランスフォーメーション)コンサルティング会社であるMF & Associates(エムエフ・アンド・アソシエイツ)を買収することを発表した。

MF & Associatesは2019年に設立されたコンサルティング会社であり、首都キャンベラを拠点にオーストラリア全土で事業を展開する。特にマネジメント、テクノロジー、サイバーセキュリティの領域のコンサルティングに強みを持ち、これまでに政府や公共機関を中心にセキュリティのコンサルティングをリードしてきた実績を持つ。

富士通は今回の買収により、主にオーストラリアにおいて同社グループの公共やヘルスケア領域のマネジメントおよびセキュリティのコンサルティング事業を強化する方針である。

富士通がクロスインダストリーで顧客の成長を支援するデジタルサービス「Fujitsu Uvance」では、事業課題に向き合い解決策やオファリングを提案し、デリバリーにつなげるコンサルティング機能を強化するために、2025年度までにコンサルティング人員を1万人規模に拡充する計画を示している。

今回オーストラリアにおいてMF & Associatesの買収を実行することで、富士通の顧客基盤およびFujitsu Uvanceのオファリングとのシナジーにより、オーストラリアにおけるコンサルティングやセキュリティ事業の強化を狙うようだ。

なお、この買収は富士通グループのビジネス拡大に向けた戦略的M&Aの一環だとしており、2021年以降オセアニア地域では5社目となる。