ネクストレベルが運営するミライのお仕事は8月30日、280名の社会人経験のある男女に実施した「嫌いな上司の特徴」についての調査結果を発表した。
嫌いな上司の特徴を聞いたところ、1位は「ひいきする・好き嫌いが激しい」、2位は「感情的になる・怒鳴る」、3位は「嫌味を言う」となった。1位〜9位の結果から、人を公平に扱わない、自己中心的で傲慢なタイプに不快感を抱いている人が多いと言える結果となっている。
一方で、ランキング10位までの結果に、仕事の出来に関係する上司への不満はランクインしていないことから、同社は部下が上司を評価するポイントは、仕事が「できるできない」よりも、人間性が低いか高いかで判断されているのではないかとの見方を示している。
次に、現在の職場に嫌いな上司がいるのかを聞いた調査では、「はい」と答えた人は92.9%と9割を超える結果に。
また「嫌いな上司が理由で会社を辞めたいと思ったことがあるのか」についても、「ある」と回答した人は75.4%で、「ある」と回答した人の51.2%は、実際に会社を退職したという。
職場に嫌いな上司がいる男女に、苦手な上司とどのように接しているのかを聞くと、1位は「なるべく関わらないようにする」、2位は「反論しない・言われたことを聞き流す」、3位は「諦めて普通に接する」という結果となった。
少数派では、「上司をヨイショする」、「上司とわかり合えるように努力する」「上司の良いところを探すようにする」など、関係性を深めるための努力をしている行動もみられた。