現地時間8月24日、高速JavaScript実行環境「Bun」最新版となるv0.8.0のリリースを公式サイトが発表した。

新バージョンではSvelteを用いたWebアプリケーション開発フレームワーク「SvelteKit」や「Nuxt.JS」などをサポート。公式ブログでは、数行のコマンドでローカルに展開し、http://localhost:3000からWelcomeページを開く様子を掲載している。

依存関係を解決するbun updateコマンドやJavaScriptのfetch()実装によるストリームデータの取得、Node.jsのnode:ttyとprocess.stdin.setRawMode()のサポートなどアプリケーションの幅を広げられる機能も実装しており、公式ブログではOpenAIのAPIを用いたサンプルやキーストロークのリスニング状態を実現する様子を掲載している。ほかNode.js互換性の向上や改善、バグの修正などが行われている。詳細はChangeLogで確認できる。

なお、メジャーバージョンとなる「Bun 1.0」を現地時間9月7日に予定しており、公式ブログではライブストリーミングでのイベント参加への登録も募集している。