サテライトオフィスは8月8日、社内で利用しているチャットツール(Google Chat、Teams、LINE WORKS、Slack、Chatwork)から対話型AI「ChatGPT」に質問や相談ができるソリューションとして「サテライトAI・社内チャットAI(ChatGPT対応)」の提供を開始したことを発表した。「サテライトAI」ブランドのAIソリューションをリニューアルして提供するもので、「GPT-3.5-Turbo-4K」版など有償プランも併せて公開した。
「サテライトAI・社内チャットAI(ChatGPT対応)」では、ChatGPT を企業内で利用するため、セキュリティを強化するとともに、普段利用しているチャットインターフェースでの利用が可能。チャットグループにChatGPT チャットボットを参加させることで、ディスカッション中にアイデアや情報の提供を受けることができ、情報シェアも可能。
Google Workspace(Google Chat)、Microsoft365(Teams)、LINE WORKS(トーク)、Slack、ChatWork(チャットワーク)の各チャットに対応する(セットアップは無償)。
法人向けシステムのため、機密情報や個人情報をAI側に取り込ませないように制限。また、禁止キーワードを管理者が指定することで、不要な情報をやり取りさせないようにすることが可能。個人情報や機密情報をどうしても利用しなければならない場合は、マスキング機能により、ChatGPTには別単語にしてパスし、受取文字時点で復号化することも可能。
利用ユーザーを限定できるほか、利用ユーザーからChatGPTへの質問やChatGPTからの回答をすべてログに保存することができる。
有償プラン(サテライトAIパック)のユーザーライセンスは、1ユーザー月額100円(10名~)。「サテライトAI・AIボード」、「サテライトAI・社内チャットAI」、「サテライトAI・社内情報AI」、「サテライトAI・AIボイス」、「サテライトAI・AIメール」の5つのソリューション、すべて利用可能。
Eラーニング研修は1ユーザー月額100円(税別、1年分無償提供中)、GPT-3.5-Turbo-4Kが質問1回当たり3円(税別、3,000回質問まで0.9万円)、GPT-3.5-Turbo-16Kが質問1回当たり6円(税別、3,000回質問まで1.8万円)、GPT-4-8Kが質問1回当たり60円(税別、1,000回質問まで6万円)、導入支援は無償、運用サポートは無償となっている。