サテライトオフィスは8月2日、「サテライトAI」ブランドのAIソリューションをリニューアルし、法人向けにセキュリティを強化した対話型AI「ChatGPT」(サービス名称「サテライトAI・AIボード(ChatGPT対応)」)の提供を開始したことを発表した。あわせて「GPT-3.5-Turbo-4K」版など有償プランも公開した。

  • サテライトAI・AIボード(ChatGPT対応)

    サテライトAI・AIボード(ChatGPT対応)

「サテライトAI・AIボード(ChatGPT対応)」は、機密情報や個人情報をAI側に取り込ませないようにするセキュリティ対策を強化しながらも、一般向けのChatGPTと同じ画面レイアウトで、音声やブラウザの右クリックで質問が可能。

セキュリティ強化策として、ChatGPTへの質問内容をAI側に学習させない/社内で利用できるユーザーを限定/質問での禁止キーワードの指定/質問における個人情報のマスキング化/不適切発言の排除/質問および回答をログに保存/Q&A内容を外部に公開/社内利用のIP制限/シングルサインオンからのログイン利用──などを実施している。

主な機能は、ブラウザで文字を選択して右クリックで質問/音声で質問/独自プロンプト/GPT-4、GPT-3.5-Turboの選択利用/表形式での回答/マークダウン形式での回答/プログラム形式での回答/全文検索機能──など。

有償プラン(サテライトAIパック)は、ユーザーライセンスが1ユーザー月額100円(10名~)、Eラーニング研修が1ユーザー月額100円(1年分無償提供中)、GPT-3.5-Turbo-4Kが質問1回当たり3円(3,000回質問まで0.9万円)、GPT-3.5-Turbo-16Kが質問1回当たり6円(3,000回質問まで1.8万円)、GPT-4-8Kが質問1回当たり60円(1,000回質問まで6万円)など(価格はいずれも税別)。