パーソルホールディングスは7月28日、移動や宿泊にかかる費用を会社が負担する「ワーケーション制度」の運用を開始したと発表した。交通費と施設利用費は全額、宿泊費は1泊1万円まで負担する。
約600名の社員が対象で部門や組織、プロジェクトチームなどのチーム単位で利用することが可能。1回あたり1泊2日もしくは2泊3日で、1チームにつき利用は年に1回まで。社員の多様なはたらき方を実現し、既存のメンバーや組織の関係性を深めることで生産性向上を狙う。
2023年度は約100名(20チーム)の利用を目指す。社員は、栃木県の那須高原にあるコテージや、北海道釧路市のビル屋上にあるオフィス、宮崎県日向市の海が見渡せるオフィスが利用できる。制度の利用者にはアンケートを実施し、ワーケーション自体の効果や社員のエンゲージメントとの関連を分析、その結果を後日公表する予定とのことだ。