電通デジタルは7月25日、2023年に新設した企業の新規事業創造を支援するというクロス・ファンクショナル組織である電通デジタルBIRD発の新ソリューションとして、Web3ビジネスの構想を支援するという未来予測ツールである「Web3未来曼荼羅」を提供開始した。

  • Web3未来曼荼羅の表紙画像

  • Web3未来曼荼羅の画面

同社は、Web3時代に企業が新規事業や既存事業の拡張でどのようなイノベーションを生み、どのように事業を変革するかの構想を支援すべく、Web3が一般化する未来の社会や生活者がどう変化するかを予測したという同ツールを開発した。

同ツールでは、COMPANY・CITIZEN・SOCIETYの3つのカテゴリーを起点に、Web3時代に重要となる9つの視点で分類し、そこから未来に起こり得る計45個の兆しを網羅的にまとめた。

  • 事例ページのサンプル

  • 事例ページのサンプル

個々の兆しに対応する事例紹介ページで構成し、定性的なトピックと定量データの他、生活者・社会・ビジネスの変化予測をまとめたとのこと。特に、生活者目線でのサービス構想に繋げられるよう、生活者環境と意識をBefore/Afterの形式で掲載したという。

さらに、同組織で同ツールを用いたコンサルティング・サービスも行っており、ツールで得たWeb3時代における顧客体験・価値創造の兆しと、同社の生活者視点の課題解決力を掛け合わせることで、生活者の心を動かす新規サービス創造やWeb3サービス開発を支援するとしている。