NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)とエヌ・ティ・ティ・コムウェア(以下、NTTコムウェア)は7月25日、従業員一人一人のエコアクションから脱炭素活動につなげることを目的として、「従業員参加型エコアクションチャレンジ」(通称:ONE TEAM CHALLENGE)を開始すると発表した。

この取り組みでは、アプリケーションを通して従業員のエコアクションを促し、取得した環境行動データを可視化し分析することで、個人から企業、企業から社会に脱炭素活動を推進して脱炭素社会に貢献するとのことだ。また、同チャレンジに共感し参加する企業の募集も開始する。

  • ONE TEAM CHALLENGE参加企業への配布ポスター

    ONE TEAM CHALLENGE参加企業への配布ポスター

NTT ComとNTTコムウェアの両社は、二酸化炭素排出量を可視化するアプリケーションと分析ソリューションを活用して活動成果を可視化し、企業と社会の脱炭素化を目指して環境問題への取り組みを進めている。

ONE TEAM CHALLENGEに参加する企業の従業員はこれらの企業の従業員はアプリケーションを利用して、自身の日々のエコアクションによる二酸化炭素削減成果を数値として確認できるようになる。これにより、炭素への取り組みをより身近に感じることができ、環境行動を起こすきっかけを促す。

また、参加企業は二酸化炭素排出量可視化アプリケーションと分析ソリューションによって蓄積された従業員全体の環境行動データを分析することで、従業員の環境配慮行動の現状を可視化できる。実施後に全参加企業のデータを横断的に分析することで、1社だけではわからない「全体の傾向」や「業界特性」などから自社の立ち位置を把握し、適切な対策へとつなげられるようだ。