NECは7月11日、CO2排出量などの環境データを効率的に収集・管理するクラウドサービス「GreenGlobeX(グリーングローブエックス)」から、中堅・中小企業向けの新製品「GreenGlobeX Lite」を提供すると発表した。提供開始時期は2023年8月1日。
同サービスでは、国内外の工場や店舗など複数拠点における「エネルギー使用量」「エネルギー使用量から算出されるCO2排出量」「水使用量/排水量」「廃棄物量」の4種類のデータを一元管理することが可能だ。CO2排出量については、Scope1~3のカテゴリごとの管理に対応する。提供価格(税別)は、月額5万円~(1~25拠点まで、別途、初期登録料が必要)となる。
各拠点のデータ入力方法としては、同サービスへの直接入力のほか、Excelデータからのアップロードなど複数の方式に対応する。
省エネ法(エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律)の報告書作成の際には、同サービスで収集したデータを報告書フォーマットで出力することができる。加えて、英CDP(Carbon Disclosure Project)などの外部評価にも利用できる定量データの出力も可能だ。