TISインテックグループのアグレックスは6月28日、住所の正規化を行う「住所クリーニングサービス」の無料診断を開始したことを発表した。住所クリーニングサービスは、ユーザーが保有する顧客住所データに対して、住所表記のゆれを抽出して正規化を実施するものだ。
同サービスでは、損害保険会社において導入率95%以上だという同社の全国住所マスター「ADDRESS」を用いる。総務省所管である公益財団法人国土地理協会が収集した住所表記を基準として、同社独自の判定ロジックも利用して住所の正規化を行う。
今回提供を開始する無料診断では、ユーザーが持つ顧客住所データについて現状の正規化レベルや廃止住所の有無、表記ゆれの数を判定する。実際にサービスを利用することによってどの程度まで表記の統一や住所の最新化ができるのかを事前に無料で把握できる利点があるという
同社は表記の統一に加えて、顧客データのクレンジングや名寄せ処理にも対応可能で、ユーザーが保有する住所データの状況や要望に応じて適切な住所整備ソリューションを提案可能だとしている。