Sansanは6月7日、同社が提供する中小企業向け名刺管理サービスである「Eight Team」と、サイボウズの「kintone」との連携を発表した。これにより、Eight Teamで共有している名刺情報をボタン1つでkintoneへ反映でき、従来発生していた顧客情報の手入力作業などが不要となり正確な顧客情報を即時に反映できるため、ビジネス機会の創出を後押しするという。

  • Eight Teamとkintoneのロゴ

今回の連携により、kintoneをCRM(顧客情報管理システム)として利用可能になる。顧客情報のデータ更新の作業時間を削減でき、手入力による誤字脱字、表記ゆれなどの問題を解決できる。

同社は以前より、Eight Teamの多くのユーザーからkintoneとの機能連携を希望する声を受けていたといい、Eight Teamとkintoneの双方を利用しているユーザーにアンケートを実施したところ、半数以上が「データ連携をしたいと感じたことがある」と回答しているとのこと。

連携機能の開発により業務効率化を実現し、中小企業のビジネス機会の創出や拡大を後押しできると考え、今回の機能連携につながったとしている。

  • 連携機能の概要

なお連携機能の利用には、Eight Teamおよびkintoneの契約と、機能連携オプションの料金として月額6600円が必要。