NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は6月23日、福岡市が公募した「教育データ連携基盤プロトタイプ試行検証及び要件定義(調達支援)に係る業務委託」を、6月22日に受託したことを発表した。

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「教育データ連携基盤プロトタイプ試行検証及び要件定義(調達支援)に係る業務委託」は、福岡市がデータ駆動型教育への転換に向け、校務系システムや学習系クラウドサービス、福岡市教育委員会による各種調査結果などのデータを集約・可視化し、個別最適な学びと客観的な根拠に基づく教育施策の立案等及び「教育データ連携基盤」の構築を推進するために公募している業務。

NTT Comは、公教育において「学習eポータル」として高いシェアを誇る「まなびポケット」の提供、および統合型校務支援システムへのシングルサインオンが可能になる「統合認証サービス」などのサービスを多くの学校に提供している。

今回、NTT Comは、福岡市のめざす教育施策の立案に寄与するため公募に応募し、受託に至った。福岡市がめざす「自ら問題を発見し、学習を調整しながら学ぶ子ども」の実現に向け、児童生徒に関する様々なデータを連携する基盤を構築し、データを有効に活用していく環境を整備していくとしている。

今後は令和5年度~令和6年度に「教育データ連携基盤」のプロトタイプによる試行検証の業務を遂行し、具体的な教育データの活用イメージ及びシステムの構成イメージを固めていく構えだ。