スープ・スムージーECの「GREEN SPOON」、2億円を調達 マーケティングと人材採用を強化

スープやスムージーをネット販売するGreenspoonは6月7日、2億円の資金調達を実施したと発表した。調達資金はマーケティングの強化と人材採用に充当する。今回の資金調達で累計の調達金額は14億円になった。

Greenspoonは素材がそのまま届き、多くの野菜を手軽に取れるサービス「GREEN SPOON」 の企画・製造・販売を行っている。2020年3月の発売開始以降、手軽に野菜や果物を取れる商品力と、柔軟なPRでの訴求内容の変更、ユーザーのUGCをLPに掲載したりして、商品の購入につなげてきた。

2022年には、プライベートで「GREEN SPOON」を愛用している芸能人のフワちゃんや、冨永愛さんと開発した商品を、コラボレーションプロジェクト「GREEN SPOON by」として発売。2023年6月にはチキンガパオやシュクメルリ、直火焼きハンバーグなどの主菜シリーズの発売も開始した。常にユーザーに愛される商品開発に注力している。2020年3月の発売開始以降、「GREEN SPOON」は忙しい人でもスムージー、スープ、サラダ、メインディッシュを手軽に食べられるサービスとして、好評を集めている。2023年3月時点で累計販売数は150万食を突破している。

▲多くの野菜を手軽に取れるサービス「GREEN SPOON」

今回の調達資金は、従来から取り組んでいるリスティング・SNS広告の出稿強化と、全ての部門での人材採用に充てる計画だという。

「広告運用は大きく戦略を変えるのではなく、今までの延長線上として、既存戦略にしっかりとマーケティング費用を充てていく。また『GREEN SPOON』は順調にサービスを拡大できており、今回の人材採用では、1年~1年半の期間で、マーケティング、エンジニア、生産管理、デザイナーなどを採用していく予定だ」(田邊友則代表)と説明する。

なお、今回の資金調達の調達先は明らかにしていない。