グレープシティは、業務用アプリケーションに日本仕様の入力用JavaScriptコントロールセットを組み込めるコンポーネントライブラリ「InputManJS(インプットマンJS)」の最新版「V4J」を6月21日にリリースする。

「InputManJS」は、テキスト、日付時刻、数値、コンボボックスなどの入力用途に最適化されたコントロールをまとめたJavaScriptライブラリで、Angular、React、Vue.jsなどの代表的なJavaScriptフレームワーク、TypeScriptを使用した開発にも対応する。最新バージョンでは、ブログなどで広く利用されているWYSIWYGライクなWebエディタを組み込める「リッチテキストエディタ(GcRichTextEditor)」機能を搭載。開発アプリケーションにフォントの種類やサイズ、色の変更などの文書編集機能が利用できる入力フォームを設置でき、文書作成機能が必要となるWebアプリの開発工数を削減できる。

  • 「InputManJS V4J」のリッチテキストエディタ(同社資料より)

テキストボックス右端にカーソルを合わせることでツールチップを表示する「ヘルプボタン」、クリックすることでクリップボードにコピーできる「コピーボタン」が設置できるようになった他、入力した値からの「オートフィル」、項目をフィルタリングして入力候補を表示する「ドロップダウン表示」などを行う「オートコンプリート」機能も利用できる。1開発ライセンスで税込99,000円、1配布ライセンスが1ドメインにつき税込198,000円となっている。