NTTデータは6月1日、防災情報の集約と連携によってハイレジリエントな社会の実現を目指す「D-Resilio連携基盤」を6月末日から提供開始すると発表した。同サービスは、災害時に行政や企業の効率的な防災情報収集を実現して、先回りした災害対応の検討と判断を支援する。
具体的には、バカンが提供する避難所情報や、Specteeが提供するSNS(Social Networking Service)情報など、防災業務に有用なコンテンツを提供している企業と連携した情報提供を行う。
災害の予防や事前対策のフェーズから、初動対応、応急対応、復旧復興対応のさまざまな場面で有効と思われる情報を一元的に集約し、従来は点在していた災害対応情報を連携基盤で提供することで情報収集の負荷低減をサポートする。
同サービスは、企業や自治体の状況に応じて適切なアプリケーションで利用できるよう、各種情報を重ね合わせて地図上に表示する「D-Resilio Viewer」と、API(Application Programming Interface)での2種類が利用可能だ。