GMOメイクショップ、食品ECがテーマの無料イベント開催 やずや、テレビ東京など登壇

GMOメイクショップは6月8日、ECサイト運営担当者を対象としたイベント「makeshop day FUKUOKA 6th anniversary ~食品ECの最前線から学ぶ!必勝のEC戦略・戦術とは?~」を福岡で開催し、全国に向けオンラインでも同時配信する。これに先がけ5月25日より、参加者受付を開始した。

プラットフォーム事業とシステムインテグレーション事業を展開し、ECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」を運営するGMOメイクショップは6月8日、福岡県の「アクロス福岡 円形ホール」において、ECサイト運営担当者を対象としたイベント「makeshop day FUKUOKA 6th anniversary ~食品ECの最前線から学ぶ!必勝のEC戦略・戦術とは?~」を開催し、全国に向けオンラインでも同時配信する。

「makeshop day」は、ECビジネスを成功に導くノウハウの共有や情報発信を目的に、GMOメイクショップが主催するイベントで、2019年から計6回開催している。毎回異なるテーマを設け、累計で1500名の申し込みがあった。

GMOメイクショップの福岡支社移転6周年を記念した今回は、食の都とも評される福岡での開催ということもあり「食品ECの最前線から学ぶ!必勝のEC戦略・戦術とは?」をテーマに掲げる。

コロナ禍以降EC市場が急成長を遂げる中、特に食品関連の事業者によるECの新規開設が目立だった。「makeshop byGMO」の導入店舗数でも、コロナ禍以前の2019年までもっとも多かった「ファッション・ブランド」ジャンルを追い抜いて、2020年に「フード・菓子」ジャンルが1位になり、2022年末時点では全体の18%を占めるまでに増加した。福岡支社がある九州エリアでは、「フード・菓子」ジャンルの割合が特に高く40%となっている。一方、経済産業省のデータによると、2021年の物販系分野のBtoC EC市場における「食品、飲料、酒類」のEC化率は3.77%と、全体EC化率の8.78%と比較して低く、さらなる成長が期待できるとしている。

今回の「makeshop day」では、急増する食品ECの事例から紐解く成功のノウハウを届けるとし、福岡で創業した健康食品通販のリーディングカンパニーである、やずやをはじめとしたEC事業者が登壇。やずやの 代表取締役社長 矢頭徹氏による「やずや商品の歴史から読み解く、通販経営に必要な視点」などを開催するほか、福岡商工会議所、ChatGPTの業務活用を支援するSaaSisといった支援事業者をゲストに招き、成功事例や最新情報を届ける。

GMOメイクショップやゲスト企業によるセミナーコンテンツのほか、名刺交換会や個別相談会を予定しており、「アクロス福岡」の会場参加者向けにはイベント終了後の懇親会も企画。登壇者や参加者同士で情報交換できる場の提供により、ECコミュニティの活性化も目指す。

会場定員は100名で、参加費は無料。懇親会参加の場合は懇親会参加費2000円(税込)となる。来場が難しい人向けに、セミナーコンテンツのライブ配信も実施する。参加申し込みは、いずれもGMOメイクショップのWebサイトにて受け付けている。

■「makeshop day FUKUOKA 6th anniversary」

https://www.makeshop.jp/main/lp/2023-06-msd/