piconは5月26日、500名を対象に実施した「ChatGPTの利用に関する調査」の結果を発表した。

ChatGPTを「知っている」と回答をした方を対象にChatGPTの理解度について尋ねたところ、「なんとなく理解している」(50%)が最多となった。次いで「ある程度説明できる」(27%)が多く、「全て説明できる」と回答したのは8%のみだった。

  • ChatGPTの理解度 引用:ChatGPTの利用に関する調査(Picon)

ChatGPTを「利用している」(19%)、「利用したことはあるが、今は利用していない」(13%)「利用していないが、利用する予定」(19%)と回答をした方を対象に利用目的を尋ねたところ、「アイデア出し」(33%)が最多となり、次いで「メールなどの文章生成」(23%)、「飲食店などの検索」(23%)となった。

ChatGPTを利用したことがあるかを尋ね、「利用したことはあるが今は利用していない」(13%)、「利用していないが利用する予定」(19%)、「利用しておらず、今のところ利用するつもりもない」(49%)と回答した方を対象に、利用していない理由を尋ねたところ「必要性を感じないから」「利用方法が分からない」(28%)の回答が最多となりました。

加えて「AIの回答精度への不満」(18%)、「セキュリティの問題」(15%)、「期待の回答が得られない」(12%)など技術面に対する部分も懸念となっていることも判明した。

  • 現在ChatGPTを利用していない理由 引用:ChatGPTの利用に関する調査(Picon)

また、ChatGPTなどのAIに仕事が今後置き換わると思うかを尋ねたところ、「とてもそう思う」(10%)と「どちらかといえばそう思う」(31%)を合算すると41%が「置き換わる」と回答をしている。

AIが日常に浸透していくことについて尋ねたところ、「非常に良いと思う」(7%)と「どちらかといえば良いと思う」(28%)の回答を合算すると35% が肯定的であることがわかります。一方で「非常に良くないと思う」(9%)と「あまり良いとは思わない」(10%)を合算すると19%が良くは思っていない結果となった。