米DataRobotはこのほど、AIプラットフォームの最新版「DataRobot AI Platform 9.0」をリリースした。

同製品には、迅速な試験と価値の特定を行うことができる、コラボラティブな試験機能「Workbench」が追加されている。統合管理されたNotebooksを備えたWorkbenchは、コードファーストとノーコード双方のアプローチをデータサイエンス機能の全領域でサポートする。

また、バイアスの軽減、一元化されたモデルの監視、ンプライアンス文書の自動作成など、補助機能によって、企業リスクと生産障壁を低減する。

AIアクセラレータと新しいAIサービスパッケージは、DataRobotが保有するAIの専門知識を提供し、AI活用の開始直後から大きな価値を創出するとしている。

今回のリリースで、シングルテナントSaaSとしてDataRobot AI PlatformがAWS、Google Cloud、Microsoft Azureで利用できるようになった。これにより、セキュリティやコンプライアンス要件が厳しい企業も、マネージドDataRobotが提供するサービスを利用できるようになった。

さらに、 RedHat OpenShiftをサポートすることで、オンプレミスおよびプライベートクラウドを持つユーザーは迅速なインストールとデプロイメントが可能。