Ridgelinezは5月10日、これまで提供していた「メタバース事業開発支援サービス」の内容を再編して、メタコミュニケーションサービスとWeb3支援コンサルティングに特化することを発表した。
同社は2022年10月にメタバース事業開発支援サービスの提供を開始しており、「メタコミュニケーションサービス」「アーバンデザイン」「Web3プラットフォーム」「ワークオンデマンド」の4つのアプローチでサービスを展開してきた。
これまでの約半年間で、Web3を活用した行動変容とメタコミュニケーションの実現による価値観共有が、クライアントのビジネス加速に有効な要素であると検証できたため、これらの要素を主軸としてサービス内容を再編したとのことだ。
メタコミュニケーションサービスでは、メタバースの活用を検討している企業を対象に新規事業構想などのコンサルを提供する。空間型のメタバースインタフェースの検討および実証実験環境の構築を支援するという。
新規事業構想やマネタイズモデルの設計、ビジネス検証のための実証実験の評価やシステム実装、空間型のメタバースインタフェースの検討および検証モデル構築の支援を提供する。
もう一方のWeb3支援コンサルティングでは、Web3への取組みの構想策定から体制構築、実装に向けた実証実験までを支援する。ブロックチェーンの特長を生かして、環境エネルギー、製造、インフラ、流通、まちづくり、エンタープライズ運営、決済、エンタメといった領域におけるエコシステムやサービス構築を手掛ける。
同社独自の技術である、ブロックチェーンコインに画像や音声、テキストコンテンツを付加したビジュアルコイン(特許出願中)により、決済とエンタメの融合によるユニークなトークンエコノミーの実証実験も可能とのことだ。