シーメンスは4月11日、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)およびNTTデータと協業し、産業の脱炭素を推進するサービスやソリューションを開発することを発表した。
シーメンスは、オープンなデジタルビジネスプラットフォーム「Siemens Xcelerator」上にサービスやソリューションを構築。シーメンスのカーボンフットプリント算定ツール「SiGREEN」を、NTT ComとNTTデータの知見やノウハウを組み合わせた価値のあるサービスやソリューションを共同で開発し、Siemens Xceleratorの一部としてSaaSで提供する。
同サービスやソリューションは、制御機器メーカーのオムロンや自動車サプライヤーのDENSO International Europe B.V.とともに、多くのパイロットプロジェクトで展開していく予定だとしている。
シーメンスAG 取締役デジタルインダストリーズCEOであるセドリック・ナイケ氏は、次のようにコメントしている。
「産業の脱炭素は世界の課題であり、大陸をこえて協力していく必要があります。シーメンス、NTT Com、NTTデータは、ITとオートメーション技術を結集し、より一層サステナブルな生産に向け、お客さまを全力で支援してまいります」