米Akamai Technologiesは4月4日(現地時間)、Managed Security Serviceプログラムのアップデートとプレミアムサービスの提供開始を発表した。
同サービスはサイバー攻撃から顧客を24時間体制で保護することを目的に、サイバー攻撃が発生した際にプロアクティブな監視と迅速な対応を行うもの。Engagement ManagerおよびSupport Delivery Managerを追加料金なしで技術アドバイスを提供する。
基本パッケージ料金は変更がなく、追加のApp & API Protector with Advanced Security Management(AAP/ASM)マネージドポリシー、Bot Manager Premier(BMP)マネージドエンドポイント、Page Integrity(PI)マネージド設定あたりの料金は、いずれも引き下げとなる。そのほか、営業時間外の設定支援、Akamai Universityの参加枠、四半期ごとの顧客ビジネスレビューも提供する。
さらに、プレミアムサービス機能として、指名スタッフやコミュニケーションの向上、定期的なレビュー、強化されたサイト監視とSOCCダッシュボードに用意される顧客固有のセキュリティインシデントおよびイベント管理(SIEM)ビューへのアクセスなどが可能となり、顧客固有のサポートとエスカレーションへの優先的なパスを提供する。なお、Akamaiの SOCCプレミアムサービスは、4月6日より利用できる。
Akamai Support ServicesのVice PresidentであるRoger Barranco氏は、次のように述べている。「混乱を 生み出し事業継続性の妨害を狙う巧妙なサイバー攻撃者からの防御に、どの業界の企業も苦慮しています。 Akamai のお客様はより高いレベルのサービスを求めてきました。それに応えるのが、Akamai の Managed Security Service とプレミアムサービスです。Akamai はお客様と連携し、高度なスキルを持つプロアクティブな サイバー・セキュリティ・エキスパートをさらにご利用いただけるような体制を整えています。」