日本有数の鉄鋼メーカーであるJFEスチールが、仙台製造所の基幹システムをオープン化し、2022年10月に新システムの本稼働を開始した。

旧システムは、IBMのメインフレーム上で、PL/IやCOBOLなどのレガシーな言語、レガシーなデータベースによって稼働していた。加えて、移行ステップは400万にも及ぶ大規模なプロジェクトだったが、わずか21カ月で完了したという。同社のプロジェクトが成功した秘訣は何だったのか。

今回、JFEスチール 常務執行役員 製鉄所業務プロセス改革班長 西圭一郎氏、JFEシステムズ 常務執行役員 鉄鋼部門総括 笹井一志氏、TIS 産業公共事業本部 産業ビジネス第3事業部 SRFビジネス開発部長 葛谷憲彦氏に話を聞いた。

DXの基盤構築に向け、基幹システムを刷新

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