ウイングアーク1stとテクノツリーは3月28日、テクノツリーの現場帳票電子化システム「XC-Gate.V3」とウイングアーク1stのBIダッシュボード「MotionBoard Cloud」が連携したことを発表した。これにより月額9万円から製造現場のペーパーレス化とデータ可視化・分析が可能となる。
XC-Gate.V3専用の外部データ・システム連携用ソフト「XC-Connect」を使用することで、XC-Gate.V3で登録された帳票データをXC-ConnectからMotionBoard Cloudにデータを転送することが可能。これにより、データの可視化に際し、XC-Gate.V3側からCSVのダウンロードおよびダッシュボードへの取り込み作業が不要となる。
XC-Connectは、帳票データのほか、機器やセンサー等のデータも収集可能。複合的なデータをMotionBoard Cloudのデータストレージに保存することで様々なデータソースを集計・分析できるダッシュボードが作成でき、多角的な視点から現場を把握することに役立てられるとしている。
また、XC-ConnectにMotionBoard Cloud連携用プラグインを追加することで、連携設定が可能。プラグインは3月28日よりテクノツリーデベロッパーサイトからダウンロード可能(要・アカウント登録)。
今回の連携はいずれもWebブラウザ上で完結するため、MotionBoard CloudのダッシュボードからXC-Gate.V3の帳票を参照するなど画面の行き来も可能となる。
この連携機能は、XC-Gate.V3のXC-Connectが利用可能なスタンダードプラン(月額6万円~)から、MotionBoard CloudのStandardEditon(月額3万円~)から利用できる。
なお、ウイングアーク1stとテクノツリーは4月11日14:00~15:00、この連携を紹介するオンラインセミナー「XC-Gate.V3×MotionBoard Cloud 現場帳票のデジタル化とデータの集約・可視化によるDX推進セミナー」を共催で行う。受講料は無料。詳細や申し込みについてはセミナー特設ページを参照のこと。