ACSLは3月17日、日本郵便が実施するドローンによる配送に、国産ドローンを提供すると発表した。

日本郵便は、2023年3月17日付で国土交通省航空局から飛行の承認を取得したことを受け、新たな取り組みとして、3月23日に、郵便局から実証場所の配送先地区の住民宅へ第三者上空(有人地帯)を含む飛行経路での補助者なし目視外飛行(レベル4)を日本で初めて実施するという。

ACSLが提供するドローンは、3月13日付で日本で初めて第一種型式認証を、3月15日付で第一種機体認証を国土交通省より交付された国産ドローン「PF2-CAT3」。

  • PF2-CAT3

    PF2-CAT3

ACSLは、2021年6月に日本郵便および日本郵政キャピタルと業務提携契約を締結し、ドローンなどの自動配送による「配送高度化」をはじめとして、先端技術による配達ネットワークの高度化に向けた検討と取り組みを継続的に推進している。その一環として、日本郵便が3月に実施する「ドローンによる配送」に国産ドローンを提供し、運航の支援を行うとのこと。